ミャンマー通信

2018.11.22更新

ミンガラバー!!
こんにちは院長の原田です。

秋も押し迫ってまいりました。日本はだんだん冷えてきましたが、かの地ミャンマーでは、相変わらず熱帯エリアで、乾季ではありますが、日中は30度を超える毎日です。

今号では11月8日から13日までの訪緬の話題を中心に報告いたします。前号で指摘したANA813便ですが、今回は時刻通りに離陸しました。余談ですが、一般に離陸が遅延する場合、航空会社はお詫びと称して1000円の食事券を振舞うのですが、今回はその恩恵にはあずかれませんでした。(笑)

さて、今回の訪緬の目的は大きく分けて3つあり、(1)ヤンゴン医科大学教授が主宰するASCoN(※1)の招待講演での発表を埼玉医科大学国際医療センター高橋教授とともに行う事、(2)ヤンゴン総合病院リハビリ病棟での見学実習、(3)12月に開催するフォーラム(※2)の下準備といった内容です。
順番に披露致します。


(1)国際学会発表
11月8日からの3日間にわたって行われたこの学会は今年で17回目となり、およそASEAN諸国に相当する19か国が参加して毎年開かれております。リハビリにかかわる事業を展開する上で、このようなアジア諸国のリハビリの現況を知っておくことは非常に重要です。使用言語は英語で、3日間とも大変よくオーガナイズされた運営でした。
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原田は本年度より弊院に導入された、ロボット支援歩行リハビリの目的で開発された「WelWalk」(※3)を用いたリハビリに関するパイロットスタディ(※4)の結果をビデオも交えた発表を行いました。
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本機器は他のアセアン諸国には使用実績がなく、聴衆は興味深そうに聞き入っておりました。高橋教授は装具に関する内容で、この演題にもフロアからも含め(※5)大変な反響でした。
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9,10両日のナイトセッションイベントでは、9日がヤンゴン川を船で約2時間にわたって上り下るクルージング、
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10日は食事を交え各国代表によるパフォーマンスの披露でした。クルージングは演出が効いていて、アバのダンシングクイーン(※6)のリズムに乗って女性医師・オーガナイザーたちが踊っていたのが印象的でした。問題は10日のほうで、いきなりのフリでまず一同狼狽しましたが、いったいどんなパフォーマンスならば、受けとアピールと日本らしさを表現できるかをテーブルで協議の結果、「阿波踊り」をやろう、ということになりました。写真がないのが残念ですが(※7)とりあえずテーブルにあったナプキンを頬かむりし、男性は全員中腰の体勢をとり女性(※8)は立ち姿前かがみになり、ロンジーをまいた福原君を先頭に芋虫状に一直線でステージを数回うねった後、フロアに降りテーブルの間をうね歩いたのちステージに上がる、というパフォーマンスを披露、気が付けば列の後部に数名の外人たちが連なっていました。同じかっこうをして。そして〆はステージ上で横並びになり、2020「お・も・て・な・し」を滝川クリステル流にパフォーマンス、きめました。

学会を総括すると、脊髄損傷(※9)は外傷性非外傷性を問わず諸外国の関心事で、患者予後は家族も含めた人生をも巻き込むことより、いかにして治療成績を向上させるかに皆で知恵を出し合って解決しようという気運をたかめたこと、および脊髄損傷は下枝の動きが不自由という機能的障害のみならず、損傷からくる痛みのコントロールや、精神的抑うつ、気分障害といった精神科的アプローチ、そしてリハビリテーションの実践といった包括的な医療の介入が重要である、などのコンセンサスを確認して終了いたしました。


(2)ヤンゴン総合病院リハビリ研修
埼玉医科大学国際医療センターおよび飯能靖和病院リハビリスタッフによるヤンゴン総合病院のリハビリ病棟での研修を11/9おこないました。
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以前紹介しましたが、この病棟は今回の学会会長であるKhin Myo Hla教授が主催するリハビリ科の管理下にあり、入院・外来患者のリハビリ、除痛、機能障害に対するサポートなどを行ってますが、ミ国ではリハ科の医師は女性が多いのが特徴で(ちなみに現在埼玉医科大学国際医療センターに短期留学中のリハ医も3人女性です)、きめの細かい指示・介入が女性ならではといった点があるのかもしれません。

(3)マンダレー視察
11/11事務方代表で本プロジェクトの起案の段階から深くかかわっている加川さんを中心に日帰りでマンダレー医科大学を視察、12月4日に開催される、Japan-Myanmar Rehabilitation Medicine Forum
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の会場設営などに関する下見を行いました。本フォーラムは機器展示やハンズオンセミナーなども併催し両国間のリハビリの向上などにつき互いに研鑽を積もうという趣旨並びに、本事業をミ国トップの保健スポーツ省大臣(※10)にも
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ご臨席いただき、後押ししていただくといった目的で執り行われる予定です。

以上第4報をお伝えいたしました。

関係スタッフ一同風邪などひいている暇はありません。フルスロットルで業務を遂行してまいります。
皆様のご協力に改めて感謝申し上げる次第です

脚注
(※1) Asian Spinal Cord Injury Networkの略で17年前より主にアジア太平洋の国々の脊髄損傷にかかわる医師・コメディカルを中心に学術交流を深める。来年度はマレーシアで行われる
(※2) Japan-Myanmar Rehabilitation Medicine Forumのこと
(※3) 自動車メーカーのTOYOTAが藤田保健衛生大学の斉藤栄一教授と共同開発した主に脳卒中後遺症重症例に対する歩行のリハビリを行うロボット支援装置。埼玉県では弊院のみが導入している
(※4) 一般的に、研究計画を立てた際に、将来的に汎用性があるかなどを演繹していく場合最初の数例での成果を基にすることが多い。そうした最初の数例の研究。この場合は、WelWalkの有用性を知る目的での実践を言う
(※5) 一般に学会発表では、意見のやり取りがヒートアップしたり多数の聴衆がもっと詳しく聞きたい、などで制限時間内に完結せず、終わって演壇を降りてからのディスカッションをフロアで行うことがままある
(※6) 映画マンマミーアの挿入歌でもあるが、もとは1976年8月にスエーデンのコーラスグループABBAがリリースした
(※7) 全員が踊ってしまったので、撮影している人がいなかった。撮影したと思われる外人たちに写真送ってもらうよう交渉中
(※8) 今回日本人で学会に参加した女性は弊院の藤木師長…紅一点
(※9) 従来治療が困難で解決すべき点は多々あり。このたびiPS細胞を使用した再生医療による治療が行われることに
(※10) 現在ミ国の保健スポーツ省大臣はDr.Myint Htwe氏

投稿者: 医療法人靖和会 飯能靖和病院

2018.11.22更新

ミンガラバー!!
こんにちは院長の原田です。

秋も押し迫ってまいりました。日本はだんだん冷えてきましたが、かの地ミャンマーでは、相変わらず熱帯エリアで、乾季ではありますが、日中は30度を超える毎日です。

今号では11月8日から13日までの訪緬の話題を中心に報告いたします。前号で指摘したANA813便ですが、今回は時刻通りに離陸しました。余談ですが、一般に離陸が遅延する場合、航空会社はお詫びと称して1000円の食事券を振舞うのですが、今回はその恩恵にはあずかれませんでした。(笑)

さて、今回の訪緬の目的は大きく分けて3つあり、(1)ヤンゴン医科大学教授が主宰するASCoN(※1)の招待講演での発表を埼玉医科大学国際医療センター高橋教授とともに行う事、(2)ヤンゴン総合病院リハビリ病棟での見学実習、(3)12月に開催するフォーラム(※2)の下準備といった内容です。
順番に披露致します。


(1)国際学会発表
11月8日からの3日間にわたって行われたこの学会は今年で17回目となり、およそASEAN諸国に相当する19か国が参加して毎年開かれております。リハビリにかかわる事業を展開する上で、このようなアジア諸国のリハビリの現況を知っておくことは非常に重要です。使用言語は英語で、3日間とも大変よくオーガナイズされた運営でした。
4-1
4-2
原田は本年度より弊院に導入された、ロボット支援歩行リハビリの目的で開発された「WelWalk」(※3)を用いたリハビリに関するパイロットスタディ(※4)の結果をビデオも交えた発表を行いました。
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本機器は他のアセアン諸国には使用実績がなく、聴衆は興味深そうに聞き入っておりました。高橋教授は装具に関する内容で、この演題にもフロアからも含め(※5)大変な反響でした。
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9,10両日のナイトセッションイベントでは、9日がヤンゴン川を船で約2時間にわたって上り下るクルージング、
4-5
10日は食事を交え各国代表によるパフォーマンスの披露でした。クルージングは演出が効いていて、アバのダンシングクイーン(※6)のリズムに乗って女性医師・オーガナイザーたちが踊っていたのが印象的でした。問題は10日のほうで、いきなりのフリでまず一同狼狽しましたが、いったいどんなパフォーマンスならば、受けとアピールと日本らしさを表現できるかをテーブルで協議の結果、「阿波踊り」をやろう、ということになりました。写真がないのが残念ですが(※7)とりあえずテーブルにあったナプキンを頬かむりし、男性は全員中腰の体勢をとり女性(※8)は立ち姿前かがみになり、ロンジーをまいた福原君を先頭に芋虫状に一直線でステージを数回うねった後、フロアに降りテーブルの間をうね歩いたのちステージに上がる、というパフォーマンスを披露、気が付けば列の後部に数名の外人たちが連なっていました。同じかっこうをして。そして〆はステージ上で横並びになり、2020「お・も・て・な・し」を滝川クリステル流にパフォーマンス、きめました。

学会を総括すると、脊髄損傷(※9)は外傷性非外傷性を問わず諸外国の関心事で、患者予後は家族も含めた人生をも巻き込むことより、いかにして治療成績を向上させるかに皆で知恵を出し合って解決しようという気運をたかめたこと、および脊髄損傷は下枝の動きが不自由という機能的障害のみならず、損傷からくる痛みのコントロールや、精神的抑うつ、気分障害といった精神科的アプローチ、そしてリハビリテーションの実践といった包括的な医療の介入が重要である、などのコンセンサスを確認して終了いたしました。


(2)ヤンゴン総合病院リハビリ研修
埼玉医科大学国際医療センターおよび飯能靖和病院リハビリスタッフによるヤンゴン総合病院のリハビリ病棟での研修を11/9おこないました。
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以前紹介しましたが、この病棟は今回の学会会長であるKhin Myo Hla教授が主催するリハビリ科の管理下にあり、入院・外来患者のリハビリ、除痛、機能障害に対するサポートなどを行ってますが、ミ国ではリハ科の医師は女性が多いのが特徴で(ちなみに現在埼玉医科大学国際医療センターに短期留学中のリハ医も3人女性です)、きめの細かい指示・介入が女性ならではといった点があるのかもしれません。

(3)マンダレー視察
11/11事務方代表で本プロジェクトの起案の段階から深くかかわっている加川さんを中心に日帰りでマンダレー医科大学を視察、12月4日に開催される、Japan-Myanmar Rehabilitation Medicine Forum
4-7
の会場設営などに関する下見を行いました。本フォーラムは機器展示やハンズオンセミナーなども併催し両国間のリハビリの向上などにつき互いに研鑽を積もうという趣旨並びに、本事業をミ国トップの保健スポーツ省大臣(※10)にも
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ご臨席いただき、後押ししていただくといった目的で執り行われる予定です。

以上第4報をお伝えいたしました。

関係スタッフ一同風邪などひいている暇はありません。フルスロットルで業務を遂行してまいります。
皆様のご協力に改めて感謝申し上げる次第です

脚注
(※1) Asian Spinal Cord Injury Networkの略で17年前より主にアジア太平洋の国々の脊髄損傷にかかわる医師・コメディカルを中心に学術交流を深める。来年度はマレーシアで行われる
(※2) Japan-Myanmar Rehabilitation Medicine Forumのこと
(※3) 自動車メーカーのTOYOTAが藤田保健衛生大学の斉藤栄一教授と共同開発した主に脳卒中後遺症重症例に対する歩行のリハビリを行うロボット支援装置。埼玉県では弊院のみが導入している
(※4) 一般的に、研究計画を立てた際に、将来的に汎用性があるかなどを演繹していく場合最初の数例での成果を基にすることが多い。そうした最初の数例の研究。この場合は、WelWalkの有用性を知る目的での実践を言う
(※5) 一般に学会発表では、意見のやり取りがヒートアップしたり多数の聴衆がもっと詳しく聞きたい、などで制限時間内に完結せず、終わって演壇を降りてからのディスカッションをフロアで行うことがままある
(※6) 映画マンマミーアの挿入歌でもあるが、もとは1976年8月にスエーデンのコーラスグループABBAがリリースした
(※7) 全員が踊ってしまったので、撮影している人がいなかった。撮影したと思われる外人たちに写真送ってもらうよう交渉中
(※8) 今回日本人で学会に参加した女性は弊院の藤木師長…紅一点
(※9) 従来治療が困難で解決すべき点は多々あり。このたびiPS細胞を使用した再生医療による治療が行われることに
(※10) 現在ミ国の保健スポーツ省大臣はDr.Myint Htwe氏

投稿者: 医療法人靖和会 飯能靖和病院

2018.11.01更新

ミンガラパー!

みなさん。初めにちょっと訂正です。
いままで、「ミンガラパー」だと思って使っていたミャンマー語の「こんにちは」ですが、ミンガラバーと濁るようです。以後ミンガラバーで統一しましょう。

改めてミンガラバー‼

今号では10月18日からの第2回訪緬およびその頃弊院および埼玉医科大学国際医療センターを訪れたミャンマーからのお客様について紹介いたしましょう。

(1) 第2回訪緬
10月18日、今回は前回のように台風や嵐の影響はなく、スムーズに離陸(※1)と思いきや、機材の変更?などの理由で2時間30分の遅延でヤンゴンへ。今回訪緬の主な目的は、ヤンゴン総合病院リハビリ病棟における研修、ヤンゴン総合病院脳神経外科病棟における研修、そしてミャンマー保健省訪問です。
リハビリ病棟研修は今回から合流した埼玉医大国際医療センターの看護師・リハビリスタッフとともに靖和チーム合同でProf.Khin(※2)の主催する病院でのリハの様子をつぶさに見て回りました。
写真1
同じころ原田らはヤンゴン市内にリハビリ拠点を設立するにあたってのミ国の法律その他に関する調査を市内にある法律事務所を訪れ情報収集に当たりました。前回に比べて3か月後のミャンマーは気温は高いものの、湿度は低く若干過ごしやすい印象(※3)でした。

翌日、医大・靖和チームは合同で脳外科医ミャットトゥの主催するヤンゴン総合病院脳神経外科病棟の視察です。
写真2

一般病棟・ICUおよび同じフロアに手術室があり、動線が確保されています。圧倒的に外傷症例が多く、80%程度を占めており、脳卒中・腫瘍と続きます。年間手術症例は1000例を超えるとの事ですから、ほぼ毎日3例以上の手術があることになります(※4)。脳疾患は程度の差こそあれ、後遺障害を生ずるので、リハビリテーションが必要になり、日本と異なるのは、リハビリで患者を支え、実践するのは家族の役目、という点です。看護師、セラピストはリハのコツ、やり方を家族に指導するのが主な役割ということになります。
写真3
100床近いベッド数に対して看護師は1-3名程度ということでは必然的に家族の負担が大きくなりますが、重症例ではほぼ連日家族の誰かが泊まり込んで患者のケアに努めています。
写真4
医療システムの違い、だけでは説明のつかない人としての根源的なありよう、家族観、家族愛などについて考えさせられる場面です。

日曜日は休み、ということで、ヤンゴン市内にあるミャンマーでも最大級のシェタゴンパゴタを訪れました。入塔に当たっては、素足になることが求められ、時計回りに一周します。塔の中はブッダにかかわる品々が陳列され、歴史の勉強にもなります(※5)。ブッダに参詣し、心を清めたのち、市内にある砦に上り一望し、
写真5
建築中の高層マンションが立ち上がっているのを目の当たりにすると、新旧の混在は万国共通の事柄なのだ、と改めて思った次第です。
夕方、日曜日でもやっているヤンゴン郊外にあるprivate hospitalピンロン病院を訪れ、国立大学(governmental hospital)との違いを視察しました。ここでは最新機器を導入し、外来を中心に金銭的に余裕のある患者を対象にリハビリが行われており、敷地内に併設された脳神経外科・放射線科などとの連携がなされていました。
ポジトロンCTなどの最新機器の導入などもprivate hospitalならでは、といった点が皆保険の日本との決定的な違いです。
写真6
翌日はミャンマー「保健省」(日本の厚労省)を表敬訪問しました。日本の霞が関・永田町に相当する中央官庁などは、首都ネピドーに集中して存在し、ネピドーはヤンゴンから空路45分ほどの距離にあり、新たに作られた人工都市といった感があります。車だと6時間くらいかかりますが、ヤンゴンからまっすぐ北に延びるこのハイウウェイは片道4車線。そう、そのまま滑走路として使用できる広さです。「保健省」とは一般的な名称で、ミ国ではMinistry of Health and Sportsが正式名称で、むしろ日本の厚労省とスポーツ庁が合体した行政機関といえます。その下に7つのデヴィジョンがありますから、かなりの大きさの組織です。

今回は大臣との面談で
写真7
今後の活動に対する理解とご協力をお願いし、最もかかわるデヴィジョンであるメディカルサービス部との協議に臨みました。その後ネピドーからヤンゴンでトランジットし帰国の途に就きました。

(2) ミャンマーからのお客様
我々は10月23日成田につきましたが、その前日よりヤンゴン総合病院リハ科主任教授Khin、マンダレー総合病院主任教授Win、ヤンゴン医療技術大学(※6)学長Mya,同じくリハ科教授Myoら御一行が来飯しており、22日は国際医療センター見学研修、そして、23日午後彼らを飯能靖和病院にお迎えしました。
写真8
弊院で行っているWelWalkなどのロボット支援リハビリ、AR2を使用した上肢訓練、経頭蓋磁気刺激装置などを見学し、ハイテクを駆使したリハビリに非常に興味を示したようです。その後回復期病棟および前回のお客様も訪れた畑での作業療法の見学をもって、弊院の見学研修を修了、今回は木川一男会長も表敬を受け、
写真9
ホテルへ戻りました。

その後市内のレストランで一席設け、盛り上がった一晩をもって訪緬・来日歓迎の一連の日程を終了しました。
写真10

ミャンマー事業は現時点で(10/30)おおよそ全予定の半分手前くらいまでこなしております。
今後は11月の国際学会参加、12月のセミナー開催などなど、まだ続きます

以上文責
病院長 原田俊一

(※1) 成田発ANA813便ヤンゴン行き直行便は定刻より2時間半遅れる傾向があります。
(※2) Khin Myo Hla先生。第1報でも登場しましたが、ミャンマーのみならず東南アジア全体のリハビリ界のリーダー的存在で、今回事業のミャンマー側のキーマンです。
(※3) ミャンマーは南北に長い国ですが、ヤンゴン周辺は熱帯に属し、10月くらいから降雨量は少なくなります。
(※4) 一概に優劣は言えませんが、病院が少ないためにそこに医者・医療従事者・患者が集中、例えば手術の経験数などは日本の平均の数倍になり、日本は逆に症例が分散、どの病院も症例獲得に躍起となる傾向にあります。
(※5) ミャンマーでは国民の90%が仏教徒で、13%が僧侶。そしてミャンマーの仏教は小乗仏教です。(※6) ミャンマーでは理学療法士が年間30人ほど誕生しますが、ここの大学の卒業生、つまりこの大学はミ国唯一の理学療法士養成学校ということになります。

 

投稿者: 医療法人靖和会 飯能靖和病院

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