「推し活のすゝめ」~職員趣味コラム~
「推し活(おしかつ)」とは
…自分が特に好きで応援したい対象(推し)を、時間やお金・行動を通じて積極的に応援する活動
みなさんは「推し活」していますか?
今や5人に1人、「Z世代(16~22歳)」に限れば7~8割の人が何らかの「推し活」をしているという調査結果(GMOインターネット・2025年)もあるくらいポピュラーになっていますが、ワタシ(50歳代前半)より上の世代の方々にとっては「電車男」(古!)に代表される「オタク」のイメージでしょうか。
かくいうワタシも今、女子プロゴルファー(堀〇音プロ)と、4組のアーティスト(E.O.E、D.A.I、S.L.T、矢〇田〇)の「推し活」をしています。堀プロは10年以上、某アーティストに至ってはかれこれ30年以上にもなります。ホントはもっと増やしたいくらい「推し候補」がいるのですが、「活動限界!」に達しているため「活(活動)」をセーブしているのです。
もうね、この「活」が大変なんです。
ゴルフ好きな方はご存知でしょうが、女子プロは3月から11月にかけて毎週のように日本全国どこかでトーナメント(3日間ないし4日間の試合)があります。可能な限り現地に駆けつけては、18ホールを「帯同応援(選手のプレーに歩いて同行すること)」するのです。多くの選手に「帯同応援」する熱心なファンがついていたり、選手によっては「応援団」が存在したりします。ゴルフは自然が相手のスポーツですから、試合が中止にならない限り、雨にも風にも、暑さ寒さにも負けずに歩き続ける、まるで山伏の修行のような時もあります…(大袈裟)。
アーティストに関しては、不定期にライブ(コンサート)があり、しかも4組も推している(すべてファンクラブ会員であることはいうまでもない)ため、なかなかの回数になります。スケジュールが被ることもあり、極力参加するために前日の夜は大阪、次の日の昼過ぎには東京(朝一の飛行機でとんぼ返り)なんて時もありました。ライブツアーのたびにその時限りの「グッズ」が販売され、タオルやTシャツなどを買ってしまうわけですが、これもどんどん溜まっていきます。
好きでやっていることとはいえ、正直、時間もお金もかかります。気力・体力・時の運(「アメリカ横断ウルトラクイズ」をご存じですか笑)も必要です。でも「酒・たばこ・ギャンブル(パチ・スロも)」を一切やらないワタシにとって、大切な「ストレス発散方法」なのです。
以前は前述したとおり「オタク」イメージがあり、あまりオープンにしていなかったのですが、「推し活」などという流行り言葉に踊らされ、いつの間にか正々堂々と、むしろ熱く活動するようになりました(迷惑)。ワタシに限らず、毎日の通勤電車の車内でも、多くの人がカバンや携帯ケースなどに「推し」と思われるアクリルキーホルダーや缶バッジなどをジャラジャラさせていたり、ステッカーをベタベタ貼っていたりと「主張」が見られるようになりました。でもね、思うんですよ。日本人は外国人から見て「はっきり『好き』と言えない(文化)」とされてきましたが、変わりつつあるんじゃないかって。「好き」を表現できるのは大切なことであり、幸せなことじゃないかって(自己肯定)。
インターネットでAIに推し活の「メリット」を聞くと「幸福感や生きがいの向上、ストレス軽減、交友関係の拡大など、心身と生活の充実につながる」と答えました。近年の調査でも「元気になる・幸せな気持ちになる」「生活が充実した」と答える人が多数を占めており、年齢や立場を問わずポジティブな効果が報告されているそうです(auじぶん銀行・2023年)。「認知症予防にいい」なんて、「推し活」する者にとっては都合のいい話もよく聞きます。
そうです(そうです?)。ワタシにとって推し活は「ストレス発散方法」と前述しましたが、それだけではないんです。推し活を続ければ続けるほど、わかったことがあります。“今だから~わかる~♪”「推し活の最大のメリット」とは、推し活していなかったら絶対にかかわることのなかった多くの人たちと出会えることでした。同じ「推し」を通じて仲良くなったけれど、「推し」とはぜんぜん関係ないことをたくさん聞いたり話したりする機会に恵まれました。年齢も職業も考え方も違う多くの人たちと接することで、幅広いことを学べたり吸収できたりしていることに気づいたのです。自分で言うのもなんですが、この年になっても成長し続けるための原動力になっているといっても過言ではありません。「感謝感激雨あられ」です!(昭和生まれです、勘弁してください)
「推し活」していない、もしくはしているけど「恥ずかしいからナイショにしている」そこのあなた!
ぜひ「推し活」で、一度きりの人生を楽しく、盛り上げていきませんか?
難しいことはありません。まずは自分に正直に「好き」を問うてみましょう。話はそこからです。
あ、何事も「節度」が大切です。ご家族の理解や懐具合に応じてほどほどに(ハマりすぎても一切の責任は負いません)。
なかなか殻を破れないという方、ご相談ください。

筆者A.A
事務職。施設基準管理士。講釈師(父曰く「口から生まれた」と)。
群馬県高崎市在住(通勤片道2時間半!)
「仕事も遊びも全力で」がモットー。「推し活」以外にも趣味多数。
故・稲盛和夫氏を師と仰ぎ「常に謙虚であることを忘れずにいたい(と思う)今日この頃です」

