日々のリハビリから生まれた成果を全国へ
若手職員と一緒に学会発表
リハビリテーションの知識や技術は、日々進化しています。
今回は、リハビリテーション科スタッフに、先日参加された学会についてインタビューしました。学会ではどのような発表や情報に触れたのか、特に印象に残ったことは何だったのか。
そして、そこで得た学びを今後の現場にどのようにつなげていきたいのか――。
学会で得た「新たな学び」と「現場への思い」をお聞きしました。
✎今回参加された学会の名称と、どのような学会だったのかを教えてください。
「全日本病院学会」です。
第67回全日本病院学会in埼玉です。2026年9月12日 (土)・13日 (日)にソニックシティ/パレスホテル大宮にて開催されました。
全国の病院・医療関係者が集まり、医療の向上や地域医療・病院経営・人材教育リハビリテーションなど、幅広いテーマについて学び、情報交換を行う学会です。
★職種を超えて学び合える
★多職種が取組みや研究成果を発表する
この2点が大きな特色といえると思います。

✎今回はどのような目的で参加されたのでしょうか?
当院からリハビリテーション科の職員3名が参加し、それぞれ日頃の臨床から生まれた取組みや検証について発表しました。

初めて発表に参加したスタッフ
「理学療法士としてのスキル・経験を磨けたと思うと共に、自身の未熟さを感じました。また、短い時間で伝えるということは、難しくも楽しさがあって達成感を感じました。」

✎学会ではどのような講演・発表がありましたか?
学会では、今後の医療政策や新たな地域医療構想・人口減少社会における医療の在り方といった大きなテーマから、働く職員のウェルビーイング・病院と異業種との連携・在宅医療・人材育成など、幅広い講演や発表が行われました。
✎特に印象に残った内容や、「これは面白い!」と思ったことはありましたか?
特に印象に残ったのは、「主体性をどのように育て、組織の力につなげていくか」というテーマと、AIを活用した業務効率化についてです。
AIなどを活用して業務を効率化することで、単に仕事を減らすのではなく、人にしかできない仕事や、より考えることが必要な仕事に時間を使えるようになる。そのためにも、一人ひとりが主体的に考え、行動できる環境をつくり、それを組織全体の力につなげていくことが大切だと感じました。
✎今回学んだことの中で、今後のリハビリ業務に活かせそうなことはありますか?
患者さん一人ひとりの目標や生活背景に合わせたリハビリテーションを行うために、新しい機器や技術も積極的に取り入れていきたいと考えています。
また、取り入れた技術や取組みについては、その効果を客観的に評価し、得られた成果や知見をスタッフ間で共有することも重要です。
こうした取組みを通して、臨床・研究・教育をつなげ、リハビリテーション科全体で学びを蓄積・共有しながら、より質の高い支援を提供できる体制づくりに活かしていきたいと思います。

✎最後に、院内の職員へ伝えたいことがあればお願いします。
院内で行っている日常的な工夫や取組みを振り返り、検証し、発信することで医療の発展につながる知見になり得ます。様々な学びを職種の垣根を越えてつなげ、より良い医療・リハビリテーションへと発展させていきましょう!

