回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーション病棟とは、発症60日以内の脳卒中や大腿骨頚部骨折等の患者様に対して、日常生活活動能力の向上による寝たきり防止と自宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。患者、家族、医療スタッフが、日々のリハビリテーションやカンファレンスを通して、絶えず連携することによって、1日も早い自宅退院を目指します。

当院の回復期リハビリテーション病棟の特徴

入院期間が短く、自宅復帰率が高い理由とは?

取り組み1家族とともに365日体制で臨む家族参加型リハビリテーション

脳卒中などにより後遺障害をもつ患者様がご自宅で生活するためには、ご家族の援助が欠かせません。そこで、ご家族の病状理解と介助技術の習得を目的として、家族参加型リハビリテーションを推奨し、実践しております。
家族参加型リハビリテーションは早期在宅復帰に有効であり、その成果は研究論文として、脳・神経領域で有名な海外雑誌「European Neurology」に掲載されました。詳しくはリハビリテーションセンター研究業績のページをご覧ください。

取り組み2ビデオ摂食・嚥下リハビリテーション

脳卒中による後遺症の一つに嚥下障害があります。
嚥下障害とは食べ物を口の中に入れて、咀嚼し、飲み込み、食道へ送り込む一連の動作の障害のことで、ビデオ嚥下造影検査(VF検査)による機能評価が必要とされています。
飯能靖和病院は嚥下障害の患者様に対し、VF検査(毎週火曜日・木曜日)を行って誤嚥(気管への流入)を未然に防ぎながら、今後の食事形態や食事時の姿勢の調節、嚥下訓練の適応、方針を決定します。

VF検査の様子 エックス線による透視下で、造影剤を混ぜた、ゼリー、ヨーグルト、お粥などを飲み込んでいただきます。検査にはご家族にも立ち会っていただきます。

リハビリテーションの流れ

入院初日からご家族の皆様と共に訓練を行い、早期の在宅復帰を目指します。
また、在宅復帰後は外来リハを通じて機能・能力の維持・改善を図ります。

ここが知りたい!リハビリテーションQ&A

Q

実績を教えてください。

平成24年の実績では、患者様の入院時と退院時の機能的自立度評価法の点数が、平均74.7点から平均89.2点に向上いたしました。また自宅復帰率は84.1%と、多くの患者様がご自宅へ退院されました。

患者数 195名
平均年齢 69.7±17.3歳
性別内訳 男性92名 女性103名
平均入院日数 61.5±41.4日
平均入院時FIM 74.7±31.6点
平均退院時FIM 89.2±31.5点/日
在宅復帰率 84.1%
Q

どんな患者様が多いですか?

疾患では脳卒中、大腿骨頚部骨折、胸・腰椎圧迫骨折が多数を占めております。
連携病院では埼玉医科大学国際医療センター、狭山病院、当院関連病院・施設が多数を占めております。

対象患者

疾患発症から入院までの期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症の発症もしくは手術後 60日以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 60日以内
腿骨、骨盤、脊椎、股関節・膝関節の骨折又は手術後 60日以内
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 60日以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 30日以内

回復期リハビリテーション病棟について

脳卒中や大腿骨頚部骨折などの患者様に対して、チーム医療による包括的なリハビリテーション医療を提供し、日常生活動作の改善と早期在宅復帰を支援します。リハビリテーション専門医による回診・装具診・ビデオ嚥下造影検査を定期的に行い、一人ひとりの病態に応じた看護ケア・リハビリテーション訓練を提供します。また、回復期リハビリテーション認定看護師の育成にも取り組み、平成27年1月からは「回復期リハ看護師」として認定を受けた看護リーダーが病棟スタッフを率いてより質の高いケアを実践しています。

対象となる患者様

埼玉医科大学国際医療センター、埼玉石心会病院、飯能整形外科病院などの地域の救急病院と連携しながら、患者様をお受けしています。

疾患入院期限
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫蕩、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症の発症もしくは手術後 発症から60日以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節・膝関節の骨折又は手術後
外科手術又は肺炎等の治療時の安静によリ廃用症候群を有しておリ、手術後または発症後
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後 発症から30日以内

入院から自宅生活までの流れ

入院環境と取り組み

運動麻痺、高次脳機能障害、摂食・嚥下障害などの後遺症をもつ患者様がご自宅で生活するためには、ご家族や介護保険サービスによる在宅ケアが欠かせません。そこで、入院早期に患者家族・病棟スタッフ・リハビリテーションセンター・病診連携室によるカンファレンスを開催し、在宅ケアのあり方について検討します。その後は介護保険サービスの利用手続きや住宅調査・外泊訓練・介護指導を通して、在宅ケアの体制を整えます。

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